こんにちは🤸
のんきです✨
今回は2023年11月上旬に実施した通称:4都県特急大回りの旅の第二話、特急ふじかわ5号乗車記です。
概要
特急ふじかわ号はすべて373系3両編成での運転です。
373系はかつて身延線を走っていた165系を置き換えるため 、急行富士川を特急に格上げするために導入されました。
また、サムネイル(?)にも書いた「自動車に惨敗した特急」というのは市川大門付近の中部横断自動車道という高速道路が2021年8月に全線開通。
これにより山を避けるため曲がりくねった複雑な路線を持つ身延線特急ふじかわ号は自動車に対し料金も時間も長距離移動における利便性のすべてに惨敗しました。
ただ、今回乗って感じたことは想像以上に利用客が多かったことです。
中でも外国人観光客や家族連れでの旅行において静岡・富士から甲府まで富士山を眺めつつゆったり移動でき、沿線の観光地にも立ち寄れるというのが大きいのではないのでしょうか。
自由席がほとんど満席になるほど利用者がいるふじかわ号は某内房線特急ほどには落ちぶれてはいないのではないのかと思います。
停車駅と出発時刻
静岡 11:45
清水 11:55
富士 12:15
富士宮 12:26
内船 12:56
身延 13:09
下部温泉 13:21
甲斐岩間 13:31
鰍沢口 13:39
市川大門 13:43
東花輪 13:51
南甲府 13:59
甲府 14:03
座席紹介
373系は指定席1両、自由席2両で自由席車両にコンパートメント座席(指定席)があります。
コンパートメント以外は全席2列掛けのリクライニングクロスシートです。
背面テーブルはなく、インアームテーブルが完備されています。
シートピッチはやや狭いですが普通車では珍しいフットレストがあります。
リクライニングはボタン式。
肘掛けにあるテーブルの蓋はあまり噛み合ってないような気がしました。
景色とおすすめ座席
ふじかわ号の主な景色は
A席側:富士川(富士山)
D席側:富士山
甲府方面の列車は富士から先、進行方向右側がD席です。
※窓枠の関係で偶数座席のほうが景色を楽しみやすいです。
※富士山は天候などにより見えないことがあるので、富士川側A席のほうがおすすめです。
結論:A席の偶数番号座席が一番オススメ。
乗車記
三島よりこだま号で静岡につきました。
これから乗ると思われるふじかわ号が車両基地(引込線?)から出て来る様子を車内から見れました。
ふじかわの出発時刻までまだ時間があるので在来線ウォッチング。
313系3両+211系3両
普通 三島行
当駅で切り離しを行い、313系が先に出ていきました。
211系3両
普通 島田行
313系3両
当駅止まり➡回送
373系3両
特急ふじかわ5号 甲府行
211系三島行が出発すると、すぐに入ってきました。
数を減らしつつある幕式の方向幕
コンパートメント座席があるため一部指定席表記
373系は普通列車〜特急まで幅広い種別を受け持っている珍しい列車。
特急:ふじかわ、伊那路、(東海)
快速:ホームライナー沼津・静岡、(ムーンライトながら)
普通:1日二往復
※()はすでに廃止されたもの
これ以外にも急行飯田線秘境駅号や快速さわやかウォーキング号など臨時列車にもよく該当されている。
製造時から普通列車での運用も考えていたのか、デッキはありません。
先頭では前面展望が楽しめる。
さすがは元々名前に「ワイドビュー」が入っていただけある。
静岡を発車。
富士で進行方向が変わるため後ろ向きに進んでいきます。
出発するとすぐにワイドビューチャイムが流れた。僕はメロディーが鉄道唱歌についで2番めに好きな車内チャイムです。
日本三大急流かつ、この列車の名前の由来にもなった富士川をわたりました。
蛾?
静鉄と立体交差、並走しながら清水に止まり列車は富士に到着。
当駅で乗務員の交代、進行方向が変わりました。
ポイントを通り列車は身延線に進入。
体感、スピードがかなり落ちたような気がします。
富士宮に到着。
謎の鳥居があった。
本来なら奥に富士山があるはずの富士宮ビュー
内船に到着。
西富士宮から先、単線になり列車の本数も減ります。
当路線の名前にも入っている身延に到着。
下部温泉に到着。
ここでは対向のふじかわと離合。
次の市川大門に停車。
南甲府を出て甲斐善光寺の最寄り駅の善光寺駅で大きくカーブ。
中央本線と並行しつつ金手(かねんて)を通過して終点の甲府に到着しました。
当駅止まりのかいじ23号
甲府に到着。
かいじ36号と中央快速線で東京まで帰りました。
- まとメモ-